まさに借金地獄
借金はさらに積み重なって深い闇へ
借金・解雇・運転免許取消などまさにクズ人生を送るKUZUですが、生活費の足しにと手を出したカードローン。。
まさに借金地獄へと転落していきます。
あらすじは前回を読んで下さいね。
さて借金はKUZUのキャパを完全にオーバーし、とうとう消費者金融様からは借金できない状態へ。
まず初めに手掛けたことは、各支払いを遅らせていく事です。
家賃滞納。
生命保険滞納。
車の保険滞納。
などなど。
滞納して余ったお金を借金返済や他の支払いへ回していきます。
それでも督促は来るし、電話はジャンジャン鳴ります。
督促ハガキは当然家へ来るわけですから、奥さんに見られるわけにはいきません。
奥さんは働いているため、昼間の休み時間に家へ帰り、督促状をポストから抜く!
来る日も来る日もポストから抜く!
電話は無視!
だってお金が無いんです。。。
そんな自転車操業的な借金返済もいずれは破たんします。
とうとうやばくなって途方に暮れていた時、車を担保に入れるローンがある事を発見!
これは年収の3分の1の規制に入らないと知ったKUZUはすぐに業者へ電話。
80万円の借り入れができるという事でした。
ここでも50万円を借り入れ、またほっとしてしまいました。
奥さんには、車は修理に出しているとまた【嘘】をつきました。。
当然返す当てもなく、(正確にはこの時のKUZUには微かな望みがあったが、それは後日記載)いよいよタイムリミットが近づく事に。
50万円でその場は凌いだものの、車を取り戻さないと怪しまれる。
この頃はもう頭がおかしくなっていたと思います。
さらに追い打ちをかけるように、会社をクビになってしまうのです。
もうだめだと、覚悟を決めるか決めないかの(もうとっくに決めないといけない。。)時に一本の電話が奥さんからかかってきました。
「今、家に裁判所の人が来て、家賃が払えてないから1か月後に退去しなさいって言ってるよ」
泣きながらかかってきました。。
すぐに家へ帰り、全ての事情を話しました。
借金の事、解雇の事。。
KUZUの親にも事情を説明し、親には借金の半分を肩代わりして頂きました。
奥さんの貯金からも多額の返済をしてもらい、近所の団地へ引っ越す事になりました。
あの時、奥さんに奨学金の事を伝えていれば、収入を伝えていれば、こんな事にはならなかったはず。。
思いっきり反省しました。
深く深く反省しました。
しかし、KUZUはまた同じような事を繰り返してしまうのです。
まさにクズ。。。